[大正八年の東海道五十三次版画絵巻八巻]
筆者 大谷尊由心斎 井口華秋
大谷尊由と絵の師である華秋と二人、大正八年の東海道五十三次を共に旅して宿場ごとに当時の風景を描写し、大正十一年日本大観社から全八巻として木版彩色で金五百円で発売された作品
大正八年当時の風俗風景が写実されているので貴重な文化財である
【参考例】
一巻タテ30cm ヨコ9m97cm
八巻タテ30cm ヨコ10m37cm
◎ 大谷尊由
明治19年〜昭和14年 54歳没
西本願寺21世法主光尊の四男
西本願寺宗務執行長
拓務大臣
藪内流茶人、画・製陶に長じた文化人
◎ 井口華秋
明治13年〜昭和5年 51歳没
竹内栖鳳門下
花鳥の絵に長じ、大谷尊由の絵を指導した