[鍾馗図大皿]
クリフトン・カーフ(1927〜2007)
共箱
径 39.7cm
クリフトン・カーフはアメリカ出身の版画家。
日本の町屋文化を愛して京都や晩年は金沢に住み、古都の街並みや風景を描き続けた。
金沢に移ってからは九谷焼の絵付もし、ユーモアあふれる作品を生んだ。
「鍾馗図」は古くからの画題で、邪を払うために鍾馗が剣を持って鬼を追い出している姿が多い。
しかしカーフは剣ではなく笛を持たせており、共箱にも笛を吹く鍾馗の周りを鬼が踊っている図を描いている。
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